静岡県裾野市の「ひだまり歯科クリニック」です。

クリニックからのお知らせ

ひだまり歯科クリニックからのお知らせです。

GBT:新しいメインテナンス法について✨

2021/01/11 (月)

いつもひだまり歯科クリニックにご来院いただき
ありがとうございます。

ひだまり歯科クリニックでは昨年末より
新しいメインテナンス法の
GBT(GUIDED BIOFILM THERAPY)を導入しています。

バイオフィルムをご存知ですか?

バイオフィルムとは、
微生物の集合体のことです。
数種の細菌がコミュニティーを作って増殖した膜状のもので、
細菌が外的要因(薬剤、体内の免疫反応、口腔内の環境変化など)
から身を守るために作ります。
台所や風呂場の排水口や川底の石にヌルヌルとした膜が
できることもありますが、あれがバイオフィルムです。
また、口腔内の細菌のかたまりである歯垢(プラーク)も
バイオフィルムのひとつです。

むし歯や歯周病の直接の原因は歯垢、つまりバイオフィルムです。
歯と歯肉の境目には歯肉溝(しにくこう)とよばれる浅い溝が
あり、そこにたまった歯垢中の細菌が歯周病の原因になります。

バイオフィルムには以下の特徴があります。

・細菌が塊を形成しバリアとなるため、
 薬剤や体内の免疫系が作用しにくい

・対象物(歯や歯ぐきの境目)にこびりついているので
 除去が困難(ブラッシングが必要)

・内部で作られた病原因子や毒素が局所に滞留して疾患
(むし歯や歯周病)を誘発する

等です。

従来のメインテナンス法との違いは?
GBT法は専用のパウダーを使用することで
低侵襲でより高い予防効果が得られ、
小児から高齢者まで幅広く対応します。

従来の手用器具による歯石除去は、歯科衛生士の
臨床経験などに左右され、患者様にとって苦痛を伴うことも
あり、歯面や補綴物に傷をつけてしまうことも
しばしばです。
また回転式のラバーカップやブラシを用いた歯面研磨は
時間がかかるわりには長期的に良好な結果にムラがあるので
その効果に限界があります。

一方、GBT法は快適性に配慮し、エビデンスに基づいた効果的な
歯面清掃が短時間で行えます。
また、専用パウダー(エアーフローパウダープラス)は
ラバーカップの研磨と比較し、低侵襲でのアプローチが可能で
痛みも伴いません。

ひだまり歯科クリニックでのメインテナンスについては
このGBT法を推奨していますので、よろしくお願い致します。

施術後は「ツルツルよりキュッキュッ✨」となるので
GBT法を受けられている患者様には大変好評です(^^)/

最新エアーフロープラス!!
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院内研修を行いました(^^)/
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